南無谷海岸~保田海岸_090614

関東が入梅したのを受けて、釣りに行けるのはこの日しかないと思い、房総へ投げ釣りに出かけた。今日は単独釣行だ。

この日、南房総の平砂浦ではSHIMANOの「JC投」が行われている。千葉県を中心とした関東の腕に覚えのあるキャスターはそこに集まっているはずだ。裏をかいて内房を目指した。

Pa0_0011 着いたところは南無谷海岸。普通はガイドブックにも載っていない場所だ。静かである。

4時に家を出て、6時過ぎにようやく南無谷に到着した。仕度をして浜へ降りて行くと、草刈りをしているおじさんと目が合ったので、「おはようございます」と挨拶をすると、おじさんは一瞬キョトンとしていたが、「これかい?」と鎌を握った手をしゃくってみせた。「そうです。」「キスだろう?」「ええ。ここは大きいのが出るらしいんで・・・。」「そうかい。あっちは根がきついよ。」と言って右手を指すと、「あそこらでやりなよ。根がないから。」とやや手前の左手を指して教えてくれた。予想通りである。前の晩にインターネットで確認した通りだ。自分が見つけたHPの情報が正しいことがわかると、少し安心してポイントに入ることができた。

初めて入る場所なので、糸は少し太め、PEの1号を選択した。

第一投。5色の中間。

この並継にもだいぶ慣れてきた。竿がしなるのがわかる。糸が落ちる感触から、このあたりは割りと普通に深くなっていることがわかった。デッドスローで竿で引いてくると、ビクビクっという感触。「キスじゃない」ということは容易にわかった。

フグだった。明るくなるとここはフグが多くなるということも学習済み。

数投すると、コココンというて手ごたえ。やっとキスが顔を見せた。15センチくらいのヤツが1尾。今年初めてのキスだ。思わずジッと見てしまう。

それから砂浜を移動しながら釣っていくと、ポツリポツリではあるが、フグに混じってキスも顔を見せてくれる。

暑くもなく、寒くもなく、今にも降り出しそうな空だが、なんとかもってくれている。いい日にあたったと思う。夏のギラギラした太陽の下で釣るのも好きだが、暑すぎると集中力を欠いてしまう。ひとりでのキス釣りはこんな日がいいと思う。

Pa0_0009 「ダブルだ。」やっぱり一荷は気持ちいい。

一度、やけに重いと思ったら、フグとタコのダブルだった。波打ち際でタコを確認したとたん、タコだけ波にやられてしまった。「くっそう、惜しい。」あんな大きなタコを持って帰れたら家で俺はヒーローになれたのに。実に悔しい。今日は根掛かりを警戒してジェット天秤でやっている。あれにタコが興味を持ったのかもしれない。いつかここでスッテを持ってきてやってみよう。また掛かるかもしれない。

左手の根がないところを一巡したので、右手の根がきつい大物ポイントにまわってみた。餌はこの時のために用意した岩イソメ。まずは小さくちぎって使ってみる。狙いはやや手前側。仕掛を送り込んでしばらく待つ。タバコをふかしていると、竿がガクンガクンいっている。ヤバイ。急いで竿をつかみ合わせてみる。PEラインの先で何かが暴れている。そのまま強引に巻き上げると・・・急に静かになった。回収してみると、餌は残っているがちぎれている。針がスッポ抜けたらしい。餌は大物用だが針は相変わらず小物用の6号を使っていたのだ。仕掛も換えるべきだった。後悔先に立たず。横着したのが原因だった。

気を取り直して仕掛けを9号に換えて、餌も一匹掛けにしてみた。しかしその後、アタリはあるのだが針掛かりするには至らなかった。上がってきたのは唯一ゴンズイ君のみ。その後アタリはなくなる。

キスも7尾釣ったし、次のポイントへ向かうことにした。

向かったのは保田海岸。先週Daiwaの「SBC投」があった場所だ。南無谷からクルマで20分ほどの距離にある。

Pa0_0006 結果から言うと、ここではボウズだった。

上がってくるのはヒイラギとフグばかりで、まともな魚は掛からなかった。

この結果を生み出した一番大きな要因は、この海岸の浅さにある。私が投げられる6色までのあたりは、その前にいた南無谷と比べて非常に浅いのだ。たいへんな遠浅ということだ。これはかなりの遠投がきかないと、この時期のキスのいる場所まで届かないと思う。また、その手前は平坦な地形ばかりで、ドキドキするような駆け上がりはない。遠投有利とは聞いていたが、こういう理由だったとは。晩夏になればキスも寄るだろうが、今は難しいだろう。

この陽気だし、変わり者のキスが少しはいて、こっちに来てくれないかとは思ったが、そんなキス達は先週のSBCで全て釣られてしまったか、それともSBCのキャスター達が使ったチロリに口が慣れてしまいジャリメなどに目をくれなくなったか定かではないが、とにかく釣れなかった。かすりもしなかった。完敗である。

Pa0_0005 その後は他のキャスターから「釣れますか?」攻撃を受けたり、「余った餌要りませんか?」攻撃を受けたり、釣れないなか自分の力でどこまで飛ぶか試してみたりしながら夕方まで時間を過ごした。

夕方になると、他の釣り人は全員いなくなって、私ひとりになってしまった。釣れないせいか妙に腹が減ってくる。

今日は十分楽しんだし帰ることにした。

それにしてもETC割引はすごい。片道2760円かかるところがたったの1200円。これは使うしかない。ちょっとぐらいの渋滞もなんのその。来月もまた房総に来ようと誓って帰路についた。

帰った後、キスは長女のための1尾を残してお隣へ差し上げた。いつもお世話になっているし、病気をしたせいかお隣のおばあちゃんは最近元気がない。また、自分が釣ってきたキスを自慢したいというのもある。我が家ではキスはもう食べ慣れている。東京では新鮮なキスはなかなか手に入らない。新鮮な釣りたてのキスを食べてもらっておばあちゃんに元気を出してもらいたい。適材適所(?)とでもいうべきか。やはり喜んでもらえる方に召し上がっていただいた方がキスも本望であろう。

さて来月はもう夏。どこに行こうか。

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金田湾~菊名海岸_081021

今回は三浦半島の金田湾、ボート釣りに行ってきた。狙いはカワハギ。

朝の6時にU氏を拾って目指すは神奈川三浦半島。餌は前日に買ってある。

7時過ぎ「浜浦」に到着。風も波も穏やかとのこと。料金を支払い準備に取り掛かる。この瞬間が一番わくわくするなぁ。

砂浜に下りて出船。シロギス釣りの外道で釣れることはあったが、カワハギ狙いは初めてだ。餌は冷凍のアサリとアオイソメ。

とりあえずボウズ逃れのためにシロギスを釣り始める。ビクビクというシロギス独特のアタリ。いたないたな。仕掛けを回収するとピンのダブルだった。やっぱりこの時期はピンだなぁ。その後もピンが続く。するといい当たり。20センチオーバーだった。こうでなくちゃ。同じポイントを攻め続ける。しかし続かず同サイズを一匹追加するのみ。

お土産はほどほどに確保したので、本命のカワハギにスイッチすることにした。餌はアサリ。お手製の五本針とこの日のために買ったシンカーと中錘で始める。着底してしばらく誘う。すると根掛かり→ロスト。ショック!!いきなりかよ。すっかり戦意喪失。しかし市販の三本針で再開。誘いをかけて竿を上下する。アタリないなぁ。上げてみると餌はなくなっている。さすが餌取り名人。難しいなぁ。難しいから、やめた!シロギス釣り再開である。

初めはピンがよく釣れていたが、後はベラベラベラ、メゴチメゴチメゴチ。うわ~っ、持って帰りたくない魚ばっかり。

そんなこんなでタイムアップ。まぁこんなもんかな。

陸に上がって、菊名海岸へ進路をとった。浜浦からクルマですぐの海岸だ。今度は投げ釣りである。

前の晩に巻いたPE1.5号を試す。けっこう飛ぶじゃない。一投目からまぁまぁのサイズがダブル。幸先がいい。

ところがそう長くは続かなかった。二投目でバックラッシュ。力糸の部分だった。現場でほどくのは諦めてその部分だけ切り離す。三投目。今度は力糸と一色目でバックラッシュ。投げ方に問題があるのか。慎重に投げる。しかし高切れしてしまった。もうこの糸は諦めて3号のスプールに付け替えた。新品のPEなのに、一投で終わりかよ。ついてない。ショボーン。

その後はアタリはあるがフグばかり。結局このまま夕方になり納竿となった。

悔いの残る釣行だったが、久しぶりに海に来て気持ちよかった。また来たいと思う。

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守谷_080720

今日はキス釣りに行ってきた。シロギス釣りは約1ヶ月振りだ。

今日は大潮後の中潮。釣果が期待できる日だ。気分も高まる。

前日に残業したせいで釣具屋にはぎりぎりで飛び込んだ。まだチロリが残っていた。これを30グラム買って、ジャリメを50グラム買い足した。

6時前に家を出て、目的地は花園海岸。和田浦を目指した。途中市原のパーキングに寄って朝食。家族での釣行では、これがあるから目的地に着くのは遅れるが、案外楽しい。妻や子供とたまには外で食事するのはいいものだ。

目的地に着いたのは9時。駐車場はいっぱいだった。やはり出遅れたか。海水浴シーズン以外では来たことはあったが、この時期に来るのは初めてだった。どの駐車場も家族連れのクルマで溢れている。

仕方なく次の候補地、東条海岸に向かう。東条海岸は房総でも屈指のキス釣りの大場所だ。去年の8月前半の盛期には束釣りが当たり前の大釣りができた。しかも2色3色でだ。期待が高まる。しかし東条海岸ではサーフィンの大会が開催されており、一般の人は入れなかった。もちろん釣り人も例外ではない。残念だが素直に出直すしかない。次回からはネットで下調べしてから釣行しよう。

東条海岸は諦めて、仕方なく守谷へ向かうことにした。守谷は大釣りは期待できないが静かで水がきれいな海岸だ。先月も行った。10時頃守谷に到着。しかし、着いてみるとびっくり。人人人車車車である。

Ca310010 海の日を控えた三連休。やはりここも例外ではなかった。海水浴客でごった返している。先月はあんなに静かだった守谷海岸がこんなに人でうまってしまうとは。驚いた。小さな守谷海岸が人で埋まっている。毎年釣りの雑誌に「海水浴シーズンでも竿が出せる海岸」の特集が組まれるのもうなずける。投げ釣り師にとっては辛いシーズンなのだ。

でも見ると磯からは竿が出せそうだった。磯は海水浴場の外だし、足場もいい。逆に好都合かもしれない。他に行くあてもないのでここで釣りをすることにした。

Ca310012 妻と娘には申し訳ないが、ここで付き合ってもらう。

しかしここでトラブル発生。主力のリールを家に忘れてきたのだ。細糸仕様のヤツだ。場所の変更が続いて、リールも忘れて、頭が真っ白になった。家計やもろもろの事情で遠出の釣りには月に一度しか来れない。1ヶ月間この釣りに来ることだけを楽しみにしてきた。ハゼ釣りもそれなりに楽しいが、それとこれとは別。それくらい楽しみにしてきたのに、ここにきてリールがないなんて。車の中を物色していると、冬に使うカレイ釣りようのリールが出てきた。普段の不精癖が幸いした。これにもPEが巻いてある。ただしリールは深溝で、糸は6号とかなり太い。これで遠投ができるか。しかし道具はこれだけ。ここまで来てなにもしないで帰るわけにはいかないのでこれを使うことにした。

Ca310013 幸い磯場での釣りだ。根掛かり対策にはなる。プラス思考でそう思うことにした。

トラブル続きだったが1投目。糸の色は分からないが100メートル弱。引いてくるとブルブルっというアタリ。キスだ!巻いてくると15センチくらいのキスがついていた。幸先がいい。イケルと思った。2投3投と投げてポツポツではあるがキスが釣れてくる。いい感じだ。

しかし昼頃からアタリが遠のいた。近目沖目と探ってみるがキスは食ってこない。その代わりフグだろうか、針がなくなって仕掛けが帰ってくる。消耗戦になるのか。

潮が動き始めるとアタリが戻ってきた。ただし外道のアタリである。投げ釣りを始めて3年目。そろそろキスとそれ以外の魚のアタリの違いが分かってくろようになってきた。キスのアタリは断続的にブルブルっとくる。特に最初の魚信は強く小気味いい。このアタリはいかにも「魚を釣っている」という感じがする。投げ釣り師がキスに拘る気持ちが分かる。

Ca310014 メゴチ、クサフグ、小さなサメ、真鯛の子供。針に飾りを付けると違った魚が釣れてくる。金色のビーズを付けるとキスやメゴチ。赤い発行玉を付けると真鯛の子供が釣れてきた。小さなサメはやけにいい引きだな。イシモチかなと思ったらサメだった。以前カニ籠で1メートル近いサメを採ったことがあるが、妻や子供は生きているサメは初めて。触らせてやると、柔らかくザラザラした感触にドキドキしていたようだ。それにしてもチロリに食ってくるなんて、よっぽど飢えていたのだろう。

Dsc01559 娘に貝を採ってやる。娘はそれを指に付けてご満悦。触覚が不気味だが娘曰く「癒される」らしい。11歳にして癒されるとは現代のストレス社会のなせるワザ(?)か。

娘は妻と私の間を行ったり来たり。魚が釣れると「あっちゃん輸送隊出動!」。キスを持って妻のいるベースにあるクーラーボックスまで持って行ってくれる。失礼な話だがとても便利。私が釣っている間も近くでカニを突付いたり貝を採ったり潮溜まりの小魚を眺めたりしている。私が釣りを始めてからよく付き合ってくれている。だから次女には感謝している。いつか一緒に投げ釣りができたらいいとも思っている。

Dsc01561 守谷は水がきれいだ。釣れる魚もキラキラしている。目的の魚キス以外の魚は持ち帰らない主義だが偶然にも色々な魚とも出会えた。

お土産は9匹と少なかったが家族4人でおかずにするには十分な数だった。次に守谷に訪れるときは海水浴シーズン以外にしたい。釣りにも不自由だし。海水浴客にも迷惑だ。今回は海水浴の為のブイの外で釣っていたがなんだか浮いていた。

釣りは楽しい。特に夏のキス釣りは、ギラギラした太陽の下で私なりに夏を満喫できる大切な営みだ。長く続けたいと思っている。

連休最後の明日は残った餌でハゼ釣りに行く予定だ。

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守谷_080615

千葉県は外房、守谷に釣行した。

今回は待ちに待ったシロギスの投げ釣りである。鵜原で好釣との噂を聞き、波がおだやかでサーファーのいない守谷に決めた。

Dsc01376 守谷海岸は『日本の渚・百選』にも選ばれた水質のきれいな海岸だ。関東には珍しい白い砂浜である。トイレと無料の駐車場と飲み物の自販機があって、家族での釣行にはうってつけの場所だ。2年前にも二度ほど訪れたことがある。その時も投げ釣りだった。海岸沿いにある2軒の食堂は日曜日だというのに営業していない。夏季のみの営業だろうか。

この日の潮は大潮前の中潮で、天気予報では曇りで最高気温は24度。しかしきれいに晴れていた。

家を6時前に出発できたのは幸運だった。家族での釣行となるといつも手間取ってしまう。

自動車にナビは付いているが何せソフトは4年前のものだからあてにはならない。ナビの言うとおり勝浦方面からまわったが、ひどい山道だった。東京から行くなら鴨川を通って行った方が安全。

到着したのは9時前。

ここでは磯からとサーフからと二通りの釣りができる。

磯からの釣りでは、潮が満ちてくると濡れずに通れる道がなくなってしまうので注意が必要。大潮の日はウェーダーが必要かもしれない。

まず磯から釣ってみる。ガイドブックでは根の際で「大物」が釣れると書いてあったが、根の際では反応なし。4色ほど投げて待ち釣りと決め込む。地元の素潜りの漁師さんとしばし談笑。「引いてるよ」との漁師さんの声に巻き上げてみると大きなメゴチが付いていた。こいつに用はないので海にお帰りいただいた。家族には不評な魚だからである。

途中水上バイクが何回もやってきては湾内をくるくると走り回っていた。これに引っ掛けるとトラブルになるので要注意。

もちろんキスも釣れた。ほどほどの数である。くどいようだが決して大物ではない。いわゆるピンギスクラスだが、今日の私は数釣りするつもりはないのでとりあえず確保。午前中にここで9匹釣って、とりあえず昼食のために家族の待つ砂浜へ向かう。

Dsc01382 きれいな海。白い砂浜。良い天気。

妻と娘も久しぶりの海を喜んでくれていたようだ。私はキスと小さなヤドカリを土産に家族のもとへ。

Dsc01377 午後はサーフからの投げ釣り。周りでも釣りをしている人たちはいるがチョイ投げ程度のつもりらしい。

久しぶりに並継ぎを持ち出すがどうも調子がつかみきれない。振出しに持ち替えて4色5色あたりを探る。数は伸びない。やはりここでも待ち釣りなのだ。

7匹追釣したところで終了。家に上の娘を残してきたからだ。4時にて帰ることにした。

きれいな海と釣りの雰囲気を楽しめた良い釣りだった。

夏の海水浴シーズンが終わったらまた来たい所である。

(後日談として、娘が拾ってきた貝殻の中に逃がしたはずのヤドカリが1匹いた。仕方ないので急遽「海水の源」を買ってきて次の釣行まで家で飼うことにした。)

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